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店名のL’armoire de mamie(らるもわーる・どぅ・まみー)とは、フランス語で “ おばあちゃんの衣装箪笥 ” という意味。
子供の頃、祖母の衣装箪笥を見るのが大好きだった。そこには、とびきり素敵な生地で誂えた服がたくさんあって、眺めているだけでうっとりしたものだ。どれもセンスが良く古さを感じさせないものばかりで、昔の人だから、なんでも大切に使っていたために状態もとても良い。10代の頃、祖母が若い頃に誂えたという紫の総レースのワンピースと、その共布で作られたコートのセットをくれ、あまりの美しさにすっかり魅了され、お気に入りすぎてヨレヨレになるまで着倒した1着が、ヴィンテージの虜になるきっかけ。祖母の娘である母も、祖母譲りでものもちが良かったため、母が若かりし頃着ていた服も引っ張り出して着るようになった。そうして私のワードローブは祖母と母から譲り受けた服が多くなり、その後どんどんヴィンテージにのめり込むように。何と言っても誰ともかぶらないのがいい。個性的な柄の生地、ボタン、デザインは眺めているだけでもわくわくする。そんなわくわくをL’armoire de mamieで体験してもらえたら嬉しいです。